顧問税理士を選び会計事務所とどう付き合って行くべきか。
会計事務所といえば、税金の計算や決算申告だけを想像されるかもしれません。企業経営者にとって本当に必要なのは、手続きや作業の代行だけでしょうか。私たちは、事務代行、作業代行だけが会計事務所の仕事では無いと考えています。
月次訪問監査サービス
「社長、毎月30分はお話する時間をとっていただきたい。」顧問契約を結ぶ際、よく「会計のことは分からないから・・・」と経理専担者や夫人(経理担当)に任せようとする経営者もいらっしゃいますが、それはとてももったいないことです。なぜなら、私どもの事務所は多くの企業を見てきており(税理士開業来40年)、経営に関する成功事例やノウハウをたくさん知っています。そういったものは経営者と直接お話する中でしかなかなかえられません。
月次訪問は経営のヒントを得るチャンス月次訪問といえば試算表の作成が主な業務ですが、事務所のスタッフ(時には所長)と直接お会いする絶好の機会です。ここで毎月の経理状況を社長さんに把握していただくと同時に、経営に関する疑問や悩み、今後のビジョンなどを相談していただきたいのです。
[必ず経営者に月次訪問に立ち会って頂く理由]- その01 経営者自身が、数字に表れた問題点をいち早く察知し、会社のお金の動きを理解し、経理の合理化・改善・資金繰りの把握する事で、より良い経営が可能となります。
http://d.hatena.ne.jp/sakagami-k/20110909/1315524781
毎月の数字から次の経営計画を立てるのは経営者です。阪上事務所では経営者による経営計画作成をサポートします。 http://d.hatena.ne.jp/sakagami-k/20101230/1293661203 - その02 経営に関する疑問や悩みの中には、会社のスタッフには話せないことも多いものです。会計事務所と直接話す時間を設ける事で、社長一人で抱え込む悩みはかなり減小します。
http://d.hatena.ne.jp/sakagami-k/20110107/1294350347
- 訪問
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月1回、約束の時間に貴社へ訪問します。
ご準備いただく資料- 会計伝票、仕訳帳
- 領収証
- 請求書
- 通帳など
※担当者が伺いますので、事前に資料をご準備ください。
- 監査
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会計書類が適正に処理されているか、当月分の原始資料や伝票などを精査しつつ試算表を作成します。
- 説明(経営者と担当者の会話)
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作成した試算表の内容について、ご説明いたします。専門用語をなるべく使わず、経理に詳しくない社長様にも分かりやすい説明を心がけ、経営に関する質問や悩みにもお答えします。社長様と定期的にこういった時間を設けることで、経営理念やビジョンを共有し、話しているうちに新しいアイデアが浮かぶ、ということも少なくありません。
- 記録
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担当者は、その日の話の内容を報告書に記入します。これを事務所に持ち帰り、所内で共有することで、月次監査の質の維持を図っています。また担当者が変わる際にも、スムーズに引き継ぐことができますので、お客様も安心です。
- マネジメントレター
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報告書はスピードが命。月次監査後、通常1週間以内に月次報告書をお送りします。月別推移や前年比較のデータを未来の経営にお役立てください。
売上高 | 月次顧問料金 |
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1億円以上2億円未満 | 56,000円/月 |
2億円以上5億円未満 | 80,000円/月 |
5億円以上10億円未満 | 100,000円/月 |
10億円以上20億円未満 | 150,000円/月 |
20億円以上30億円未満 | 180,000円/月 |
30億円以上 | 応相談 |
料金は売上高に比例した料金体系となっています。導入時に相談の上、業務の難易度に応じて報酬額が増減する場合がありますが、お客様の実状に合わせて柔軟に対応しますので、お気軽にご相談下さい。
豊富なサービス内容の割には割安な価格設定をさせていただいてますので、ご満足頂けることと思います。また、起業後2年以内の方は初期パックがオススメです。
※顧問料金は月次訪問監査サービス、経営・会計・節税相談サービスを合算した料金表示になっています。
阪上事務所では経営の流れを冷静に分析し、経営者と共に戦略を考え、経営者の得意とするところや調子をしっかり把握し、その場に応じた適確な判断を示すことによって経営者の心理的な負担を和らげ、プラスアルファのサポートを行います。経営者にとっても、共に闘ってくれる優秀な顧問税理士がいれば、苦労やプレッシャーは半減し、事業に専念することができます。
また、各企業内でのパソコン会計ソフトを利用した情報入力をお願いしています。それは日々のデータをタイムリーにご確認いただくとともに、会社の現状を知っていただくためでもあります。伝票整理や仕訳処理から「取引をみる」ことによって「取引」を経営面から考える基本職務を全企業人が理解していただきたいと考えています。
- Q.顧問先の業種は?
- A.
特に専門特化していませんので、飲食、製造業、一般企業、医院、スポーツ施設、宗教法人、介護施設、弁護士、司法書士事務所など多種多様です。
- Q.顧問先の企業規模は?
- A.
数人~数十人規模の中小企業が中心ですが、百人以上の企業もあります。数百人以上の社員を抱える企業にも対応可能です。個人のお客もおり、法人:個人の割合は3対1ぐらいです。
経営・会計・節税相談
会計以外の悩みはどうすればいいのでしょう? 専門家に依頼して、社長の課題解決事業を進めて行くと、ときには専門家に依頼すべき悩みも出てきます。「弁護士から手紙が来た」「商標を取得したい」「支店を開設したい」など「これは会計事務所に相談してなぁ・・・」ということもあるでしょう。
しかし、そんなときでも阪上事務所 なら、社長の力になれます。弁護士・社労士・司法書士、設計士・・・ 様々な専門家をご紹介しています。信頼できる専門家を見つけるのは、思った以上に難しいし、時間もかかり、何より不安です。しかし、会社のことをよく知っている会計事務所の紹介なら安心ではないですか?
人が人を紹介するとき、そこには責任が生じる、と私たちは考えます。
ですから、単にビジネス上の名前だけの提携先を紹介するようなことはいたしません。
阪上事務所が紹介するのは、日頃から交流があり、お互い人間的にも信頼しあっているパートナーだけなので安心です。
- 信頼できるチームメイトを紹介
阪上事務所 には名前だけの提携はありません。各専門家は日頃から密に連絡を取り合っている、いわばチームメイト。価値観も能力も分かり合っていますので自信を持っておすすめできます。
- 会計事務所のフォローがあるので気軽に相談できる!
「専門家に相談はしたい。でも初めて会う相手に、会社のすべては話しづらい」。そんなときは会社のことをよく知っている会計事務所として、専門家の元へ一緒に相談に行くことも可能です。
- 問題解決がスピーディー
一から専門家を探す手間が省けます。また、紹介するだけにとどまらず、場合によってはわれわれも専門家と一緒になって問題解決の手伝いをすることもありますので、問題の早期解決に繋がっています。
“良い”会計事務所の条件とは?
税務の手続きを滞りなく行うことはもちろんのこと、私たち事務所には企業経営を支援し続けてきた専門家ならではのノウハウが蓄積されています。社会保険などの人事関連手続き、銀行融資などの資金繰り、法律問題など、企業経営には悩みがつきないものです。そんな時、いつでも気軽に相談いただけるのが阪上事務所です。