が多数のシステムに分散しているため要件クリアが困難となっていたような大企業などにも対応可
能となるでしょう。
以下、それぞれの電子帳簿について確認します。
Ⅰ 一般電子帳簿(適用ハードルの低い電子帳簿)
今回の改正により、最低限の要件を満たすことで電子データとしての保存ができるようになりま
した。
では.最低限の要件とは何んでしょうか。具体的には下記の要件を満たすことが必要とされてい
ます。
1保存要件
【優良以外の電子帳簿の保存要件】
① 自己が最初の記録段階で一貫してPCを使用して作成すること
② 正規の薄記の原則(一般的には複式簿記)に従って記録されるもの
③ システム関係書類等を備え付けること
④ 見読可能装置(PC、ディスプレイ、プリンター等)の備付け
⑤ 税務調査時において税務職員から国税関係帳簿に係る電子データの
ダウンロードの求めがある場合には、これに応じること
- POSTED at 2022年01月07日 (金)