デュアリングＭ＆Ａ、最大は人の問題有能な経営者・従業員に留まってもらうために

Ｍ＆Ａと事業承継

M&Aというとすぐに、「デュアリングM&A」(買収の折衝過程)を思い浮かべる人が多いと思います。友好的買収であっても、デュアリングの問に厳しい折衝が行われます。

　　　本当に大事なことは、デュアリングＭ＆Ａの間に、買収会社と被買収会社の社長、

役員、従業員といった人たちが「　どのように幸せになっていくか　」

　を考えることだと思います。今や経営している会社の社長、役員、従業員が全部辞めてしまったら、会社はつぶ

　　れてしまいます。ですから、デュアリングＭ＆Ａの間に、社長や重要な役員、重要な従業員がそ

　　のまま「　辞めないように折衝する　」ことです。これは、表には見えないことですが、デュ

　アリングＭ＆Ａの中で一番大事な点です。

　　　買収しようとする会社の株主の人たちと折衝するとき、バランス.シートに載っていない「人間」

　がポイントになります。