している社員でも、ベルトコンベアの中でネジを巻いている人でも、その仕事の経営者
です。従業員プラス経営者が、本当の経営者なのです。」
「 M&Aは、真剣勝負の折衝です。相手の株主と必ず相対します。この相対の折衝が
大事なのです。相対するのは、双方の株主ないしは経営者です。そのとき、両社共に弁護
士や会計士といった法律や会計の専門家が同席します。しかし、主役はあくまでも会社の
経営者です。相対のときは、経営者同士が話し合うのです。」
「 相対で株価を折衝するとき、相対の株価の元にある純資産の簿価と、」「 時価
がいくらになるかをトコトンやりあいます。そして、株数がいくら取得できるかを考え
ます。将来(アフターM&A)の純資産を増加させるには、どうすればいいか、すなわち将
来の売上・利益を考えながらの折衝です。「一番大事なのは、最後の部分ですから、当
然、経営者同士が話し合わなければなりません。」(引用はすべて金児 昭氏)
- POSTED at 2019年05月13日 (月)